10年ぶりのシリーズ挑戦、「カルネージハート エクサ」が今のところ面白い

カルネージハート」というゲーム

カルネージハートというゲームがあります。
一言で言うと「ロボットを動かすプログラムを組んで戦わせて遊ぶゲーム」です。


初出は初代プレステ、それも結構早い時期で、ハードの性能向上と記憶媒体のCDへの移行による大容量化で、
急激にゲームで実現可能な事が広がって、非常に多様なゲームが発売されていた頃にその1つとして登場しました。


私は、ZEUSという作品で初めてシリーズに触れました


…が、実は割とあっという間にプレーをやめてしまいました。
結構最初の方で、勝てるプログラムを組めなくて詰んでしまったので。


たしか大学入ってすぐくらいの頃で、家にパソコンもあったし、
ちょっとしたゲームのプログラムくらいなら組んだ事はあった自分としてはこの出来事はショックでした。
「プログラム好きなのにプログラムのゲームで敵に勝てない、楽しめない」という。


実は、ずっと心残りではあったのです。

うっかり落としてしまった

心残りだったので、まあ、いつかまたやりたいなー、くらいの事は思っていた反面、
また詰むとやだしなー、とも思ってました。


数日前、発売されたばかりのシリーズ新作「カルネージハート エクサ」(以下エクサ)をプレーした人のツイートが
私のTLに何人分か流れてきました。
曰く「プログラムが異常に組みやすくなってる」「チュートリアルが馬鹿丁寧」などなど。


ZEUSのチュートリアルが私にとってはあまりわかりやすいものではなかったのが、
詰んだ原因の1つだったと考えていたので、もしかしたら今回はいけるかもしんないなあ、
しかしなー、とか考えていました。


が、次に流れてきたツイートが私にとどめを刺します。
「ダウンロード版出てるよ」
これ、超重要ですよ。ダウンロード版なら、とりあえず買っておいて、気が向いた時に起動して遊べばいいし、
ディスクを交換したり持ち運ぶ手間も省けるという。素晴らしい。よし、買う。


とまあ、深夜にテンション上がった勢いもあって買っちゃいました。

邪道だろうとは思うんだけれども、操縦型のプログラムを組むので十分楽しい

今、レクチャー4日目が終わるところまで進めました。


エクサでは、シリーズで初めて、プレイヤーがロボットを遠隔操作出来るようになりました。
まあ、言ってみればロボットアクションって事です。操縦型と呼ばれています。


チュートリアルは、4日目の時点では、まだほとんど操縦型を扱っています。
視界に敵がいたらどうとか、そういう分岐はまだ出てきてすらいません。
出てきたチップ(命令)は、移動、旋回、格闘と、キー入力受付とキー入力による分岐、です。


このキー入力分岐が、とても、こう、懐かしさを喚起するのです。
上が押されていたら、上に移動。
下が押されていたら、下に移動。
左が押されていたら、左に移動。
右が押されていたら、右に移動。
私と同年代かもっと上の人で(私は30手前です)、小学生か中学生くらいからパソコンを触っていた人なら書いた事はあると思うんですよね。
キー入力はたしか私の持ってたMZ-80BではGETなんたらとかそういう命令だったはず。MSXとかはINKEY$とかなんですよね。


そんな昔懐かしさもあるようなプログラムを組んで、動かすのがロボットですから。もうね、なんという少年の夢。


普通のロボットアクション、まあロボットに限らずアクション全般において、キーコンフィグくらいはあったりしますよね。
でもこのゲームのロボットは「このボタンが押されたらこうしなさい」という事を書かないとちゃんと動かない。
しかもちょっとプログラムをミスってたりすると予想外の動きとかするわけですね。ボタンはなしても動きっぱなしとか。
またこれがこう、かわいいじゃないですか。工作とかでもこういう事あるじゃないですか。


それに、反射神経が弱く、アクションゲームが苦手な私にとっても救いがあるわけですよ。
組み方次第では、1つボタンを押すだけで、前もって組んでおいた必殺の動きをしてくれたりするように出来る可能性もあるわけでね。


とまあ、こんな感じで、操縦型のプログラミング、楽しんでおります。
元々フルオートの自律型しかなかったので、シリーズをずっとやってきたベテランの人から見たら、邪道だーって、怒られちゃうかもしれませんけどね。


この先自律型を組むようになったりしたときに、この調子で続けていけるかどうかはわかりませんが、
楽しめる限りはプレーを続けようと思ってます。
…モンハン出たらモンハンやりますけどねw


もっとゲームが先に進んだ頃に、また何か書くかも。