俺がプリキュアの映画を見に行ったのは「今まさに放映されてるものとリンクしているから」

スイートプリキュアの映画を、公開日の深夜に、新宿バルト9で見てきました。

私は基本的には映画館は嫌いです。
DVDで同じ映像を見ることと比較した時に、映像本体の鑑賞以外の部分で必要になるコストの大きさ(行くまでにかかる時間とか、待ち時間とか。料金は別に問題ない)に対して、「得られる体験」はそんなに変わらないと感じるからです。一言でいうと「DVD借りて家で見ればいいじゃん」と思ってるって事です。一昨年くらいに映画館に何度か足を運んだ末の結論でした。
DVDを借りてみるということは、映画館で見るのに比較して、見るのがだいぶ遅れることになりますが、個人的には別にそれも問題ではありませんでした。話題に乗り遅れる事は大きな問題ではなかったのです。

プリキュアの映画はそこが1つ違っていて、テレビで現在進行形で放映されている作品とリンクしています。
作品に対する熱が一番高いのは、それに実際接してる時なのは間違いなくて、それはアニメで言うと放映している時です。私の場合は、この熱の違いが「得られる体験」に大きな影響を与えそうな気がしました。これが見に行くことを決めた理由です。

映画は面白かったですが、本編よりも、エンディングのダンスの4人バージョンをテレビ放映に先んじて見れた事にはものすごくテンションが上がりました(エンディングのキュアミューズの可愛さは異常です)。これも、リアルタイムで見に行ったからこそ体験できた事です。

テレビアニメから劇場版の流れは、劇場版はテレビ放映から時間が空くことが多いですが、プリキュアみたいに(低年齢向けアニメはもともとこういうのが多いですけど)テレビ放映と同時期に劇場版をやってくれると、熱を逃したくない私のような人間が映画館にホイホイされるので、もっと増えてほしいなあ、とか思ってます。

ノイタミナ枠で放映中のUN-GOが、今月半ばから劇場版をやるので、これも見に行こうと思ってます。楽しみです。